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月別アーカイブ: 2025年4月

第6回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!
アートペインズ株式会社、更新担当の中西です。

第5回「下地処理の重要性」に続く、第6回塗装工事雑学講座は、**「仕上げ塗装の色選びと配色テクニック」**をお届けします。外観の印象を大きく左右する色選びは、お住まいの雰囲気や資産価値にも直結。プロが実践する配色のコツとポイントを解説します♪


1. 色選びの基本ポイント

  1. 周辺環境との調和

    • 周囲の家並みや街並み、自然景観とのバランスを考慮

    • 景観条例がある地域では、許可色や制限色を事前に確認

  2. 建物の形状・構造

    • 凹凸が多いデザインは中間色でまとめ、陰影を活かす

    • シンプルなフォルムはツートンやアクセントカラーでメリハリを

  3. ライフスタイルに合わせて

    • ナチュラル志向:ベージュ・アイボリー系

    • モダン志向:グレー・チャコール系

    • ビビッド好き:差し色にイエロー・レッドをワンポイント


2. 配色のテクニック

手法 概要 使いどころ
ワントーン 同系色の明度違いを組み合わせ、上品な統一感を演出 モダン住宅やシンプルな外観に最適
ツートン 2色を水平・上下または上下・縦で切り分け 建物の重心を視覚的にコントロール
アクセント ベース+サッシや軒天、玄関ドアに差し色を配置 ポイントを強調し、印象に残す
グラデーション 明度を段階的に変化させ、奥行き感を演出 大規模建築や高級住宅の外観に効果的

3. 色の見本とシュミレーション活用

  • カラーシミュレーションアプリ

    • スマホで外観写真に塗り分けをリアルタイム表示

  • 実物サンプル確認

    • A4サイズ程度の見本板を外壁に当て、太陽光下で色味をチェック


4. 配色事例紹介

  1. ナチュラルツートン

    • 上部:アイボリー/下部:ライトブラウン

    • 足元をダークトーンで締め、暖かみを演出

  2. モノトーンアクセント

    • ベース:ライトグレー/サッシ&庇:チャコールグレー

    • 玄関ドアにビビッドレッドを配し、スタイリッシュに

  3. リゾートグラデーション

    • 下部:クリームベージュ→上部:パステルブルー

    • 海辺の別荘やガーデンハウスにぴったりの爽やかさ


まとめ—色選びで「個性」と「調和」を両立

  1. 環境・建物デザイン・ライフスタイルを総合的に考慮

  2. ワントーン/ツートン/アクセントの手法でメリハリを

  3. シミュレーション+実物サンプルで色味を確実に確認

  4. 事例を参考に、自分らしい配色プランを見つけよう

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第5回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!
アートペインズ株式会社、更新担当の中西です。

第4回「塗装工事の費用と見積もりのポイント」に続く、第5回塗装工事雑学講座は、「塗装工事の耐久性を左右する下地処理の重要性」をお届けします。いかに高級な塗料を使っても、下地処理が不十分では長持ちしません。今回は、下地処理の役割と具体的な手順、チェックすべきポイントをご紹介します♪


1. 下地処理が耐久性に与える影響

  • 密着性の確保:旧塗膜や汚れ、錆を除去しないと、新しい塗膜が剥がれやすくなります。

  • 均一な塗膜厚:凹凸を平滑にすることで、塗料がムラなくのり、紫外線や雨風からしっかり守ります。

  • 劣化予防:クラック(ひび割れ)やチョーキング(粉吹き)を防ぎ、塗装サイクルを長くできます。


2. 代表的な下地処理の手順

① 高圧洗浄

  • 目的:ホコリ・カビ・古い塗膜を一気に洗い流す

  • ポイント:150〜200bar程度の水圧で、建物へのダメージを避けつつ徹底洗浄

② ケレン(研磨)

  • 手作業ケレン:ワイヤーブラシやサンドペーパーで、細部の汚れ・錆を除去

  • 電動ケレン:ディスクグラインダーで広範囲の旧塗膜を効率的に剥がす

③ 下地補修

  • ひび割れ補修:エポキシ樹脂注入やパテ埋めでクラックを完全封鎖

  • モルタル欠損部:専用モルタルで欠損を整形し、均一な面に仕上げる

④ プライマー塗布

  • 役割:下地と上塗り塗料の密着を高める

  • 選び方:外壁・鉄部・木部など素材に合ったプライマーを使用


3. 下地処理のチェックポイント

工程 確認項目 合格基準
高圧洗浄 旧塗膜・汚れの残留 目視で完全に除去
ケレン 錆や旧塗膜の剥がれ 金属面が均一に露出
下地補修 クラック・欠損部の充填 表面に段差・隙間がない
プライマー塗布 膜厚・乾燥状態 メーカー指定膜厚&乾燥時間を遵守

4. 下地処理で長持ちさせるコツ

  1. 季節を選ぶ:気温15~30℃、湿度80%以下の日を狙う

  2. 職人の腕:下地処理は経験がモノを言う工程。信頼できる業者選びが重要

  3. 材料品質:下地補修材・プライマーはメーカー推奨品を使用

  4. 施工後チェック:下地処理完了後にお客様立ち会いで確認いただくと安心


まとめ—下地処理こそ塗装の要!

  • 密着性・均一性・耐久性は全て下地処理で決まる

  • 高圧洗浄~ケレン~補修~プライマーの各工程を丁寧に

  • チェックリストで品質を見える化し、お客様にも安心をご提供

アートペインズ株式会社では、下地処理を最重視した高品質施工をお約束します。次回は第6回「仕上げ塗装の色選びと配色テクニック」をお届けしますので、お楽しみに!

詳しくはこちら!

 

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